草の上の日傘

秋日傘

 

【鑑 賞】 秋日傘汚れしほどに持ち馴れし

昭和前期から令和初期にかけての俳人・稲畑汀子(いなはたていこ)の俳句作品。

大切にしている日傘への愛着が強く感じられる句。

 

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以下、季語「秋日傘」の解説です。

 


【表 記】


(漢字) 秋日傘

(ひらがな) あきひがさ

(ローマ字) akihigasa

 


【季 節】


秋

 


【分 類】


人事

 


【意味・説明】


秋日傘とは、秋にさす日傘のことをいいます。

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【俳句例】


※ 有名俳人の俳句を中心に集めました。

秋日傘大阪嫌いを滔々と
(宇多喜代子)

秋日傘湖北の波は引くばかり
(那須淳男)

秋日傘さして見にゆく鯛の浦
(山田春生)

秋日傘スクランブルの交差点
(江口さち子)

秋日傘そこはサントリー美術館
(岸田稚魚)

浅草はもの匂ふ街秋日傘
(中島あきら)

大干潟秋の日傘を端に置く
(岸田稚魚)

女とは何か手に持ち秋日傘
(中西ひさえ)

熊野灘までの堤防秋日傘
(山田郁子)

蜘蛛の巣を曳いて行くなり秋日傘
(鈴木鷹夫)

鶏舎の香をあふちひらきぬ秋日傘
(宮武寒々)

ことばのやうに草に置かれし秋日傘
(加納立子)

木洩れ日の珠と輝やく秋日傘
(山内遊糸)

背のまろき母に合はせて秋日傘
(田川維勢)

渡し舟傾げば傾ぐ秋日傘
(武田澄江)

 


【関連季語・子季語】


日傘  春日傘

 


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