三味線の撥

寒 声

 

【鑑 賞】 寒聲やかへりてあとは風の音

明治時代の俳人・歌人である正岡子規(まさおかしき)の俳句作品。

冬の寒さが厳しい情景が目に浮かんでくる句。

 

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以下、季語「寒声」の解説です。

 


【表 記】


(漢字) 寒声

(ひらがな) かんごえ

(ローマ字) kangoe

 


季 節


 


【分 類】


人事

 


【意味・説明】


寒声(かんごえ)とは、寒さが厳しい寒中に音声を鍛えること、また、その声のことです。

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【俳句例】


※ 有名俳人の俳句を中心に集めました。

裏声といふ寒声を出してをり
(後藤比奈夫)

寒声に嗄らせし喉を大事かな
(高浜虚子)

寒声の瞳をてらす灯かな
(飯田蛇笏)

寒声や月下に浮御堂さらし
(下田稔)

寒声や辰巳といへば橋いくつ
(野村喜舟)

寒声や月に修羅場の講釈師
(尾崎紅葉)

寒声や柱のごとき富士応ふ
(斎藤玄)

寒声や古うた諷ふ誰が子ぞ
(与謝蕪村)

寒声や目鼻そがるる向う風
(青木月斗)

寒声や闇をおそれぬ五人連
(尾崎紅葉)

 


【関連季語・子季語】


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