【季 節】
新年
【分 類】
時候
【意味・説明】
睦月は、旧暦の一月の異称です。
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【俳句例】
※ 有名俳人の俳句を中心に集めました。
悼みごと重ねて睦月如月と
(高澤良一)
甲冑の朱の一点も睦月かな
(飯田龍太)
神の磴睦月の蝶を遊ばしむ
(富安風生)
寒暖の山わかれたる睦月かな
(飯田龍太)
雲と水描き尽して睦月の死
(伊丹三樹彦)
渓聲に鷹ひるがへる睦月かな
(飯田蛇笏)
酒ほがひ倦みつかれたる睦月かな
(飯田蛇笏)
崎のみち睦月の花菜ちりばめぬ
(柴田白葉女)
しろがねに著莪は睦月の日を返し
(高澤良一)
信念の重み睦月の一家集
(高澤良一)
拓村のなりはひむつむ睦月かな
(飯田蛇笏)
蛸突きや睦月の潮にひとり楫
(松村蒼石)
筑紫野ははこべ花咲く睦月かな
(杉田久女)
つれ~の人美しき睦月かな
(長谷川かな女)
なつかしき睦月のちりやすずり筥
(飯田蛇笏)
野も山も神の灯ともる睦月かな
(新海非風)
浜名湖の夕潮はやき睦月かな
(皆川盤水)
ひもじさの餅にありつく睦月かな
(正岡子規)
火を焚いて浦畠人の睦月かな
(飯田蛇笏)
身延山雲靆く町の睦月かな
(飯田蛇笏)
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