昔ながらの井戸

晒 井

 

【鑑 賞】 晒井にはじまる幕や夏芝居

大正時代から昭和後期にかけての俳人・水原秋櫻子(みずはらしゅうおうし)の俳句作品。

夏の風情がよく感じられる句。

 

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以下、季語「晒井」の解説です。

 


【表 記】


(漢字) 晒井

(ひらがな) さらしい

(ローマ字) sarashii

 


【季 節】


夏

 


【分 類】


人事

 


【意味・説明】


晒井(さらしい)とは、夏に井戸の水を汲み出して掃除することです。

「井戸替え(いどがえ)」や「井戸浚い(いどさらい)」ともいわれます。

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【俳句例】


※ 有名俳人の俳句を中心に集めました。

あかあかと底にさす日や晒井
(会津八一)

晒井のたとへば暗峠越え
(岡井省二)

晒井のたらりと落す縄梯子
(北村仁子)

晒井の水深く汲み深くこぼす
(榎本冬一郎)

晒井や虹出てあがる昼の雨
(太田暁水)

晒し井や蝿引きあまる裏戸口
(正岡子規)

晒井や二タ杓三杓迎へ水
(大森積翠)

晒井や水屋の神の朝灯
(岩谷山梔子)

晒井を一本の声透き通る
(田和大私)

屋根葺の世話焼顔や晒井
(会津八一)

 


【関連季語・子季語】


井戸替え  井戸浚い

 


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