小 雪
【鑑 賞】小雪の朱を極めたる実南天
大正時代から昭和後期にかけての俳人・富安風生(とみやすふうせい)の作品。
南天の実の鮮やかな赤が目に浮かんでくる句。
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以下、季語「小雪」の解説です。
【表 記】
(漢字) 小雪
(ひらがな) しょうせつ
(ローマ字) shosetsu
【季 節】
冬
【分 類】
時候
【意味・説明】
小雪とは、一年を24等分したものに季節の名前を付けた二十四節気の一つです。
小雪の日付は毎年 11月22日頃となります。
11/22 ~ 12/6 頃の期間を「小雪」ということもあります。
Shosetsu is one of the twenty-four solar terms, which divides the year into 24 equal parts and names the seasons.
The date of shosetsu is around November 22nd every year.
The period from 11/22 to 12/ 6 is sometimes called shosetsu.
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【例 句】
※ 有名俳人の俳句を中心に集めました。
小雪の花屑散らす八ツ手かな
(吉田冬葉)
小雪の箸ひとひらの千枚漬
(長谷川かな女)
小雪や居付きし猿の瓦剥ぐ
(丸山海道)
小雪や古り枝垂れたる糸桜
(飯田蛇笏)
みちのくやけふ小雪の少し雪
(辻桃子)
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