草餅とお茶

 


季 節


 


【分 類】


人事

 


【意味・説明】


草餅は、蓬(よもぎ)などの葉を入れて搗いた餅です。


Kusamochi is a rice cake pounded with leaves such as yomogi(sagebrush).

 


【例 句】


鴬の来て染ぬらん草の餅
(服部嵐雪)

大仏に草餅あげて戻りけり
(正岡子規)

草餅の黄粉落せし胸のへん
(高浜虚子)

隣から草餅くれぬ旅戻り
(野村泊月)

草餅の色濃くかたく夜はふけぬ
(前田普羅)

草餅に憩うて淋し一人旅
(高橋淡路女)

草餅の濃きも淡きも母つくる
(山口青邨)

草餅の少し固くて柔らかし
(高野素十)

草餅のやはらかしとて涙ぐみ
(川端茅舎)

をとつひの草餅焼きて雨さびし
(皆吉爽雨)

草餅を頬ばりし時目が会ひぬ
(星野立子)

つきつめて草餅の香となりにけり
(加藤秋邨)

草餅のま青く指に憑きにけり
(柴田白葉女)

一と臼は白の餅なり草の餅
(石塚友二)

草餅の十一臼目誰が搗く
(皆川白陀)

ふるさとや粗にして甘き草の餅
(上村占魚)

庭先へ廻りて一つ草の餅
(草間時彦)

草餅のいかにも日影まろきこと
(松山足羽)

草餅や床に藤原朝臣の図
(堀口星眠)

草餅の草色深き忌明けかな
(宇多喜代子)

 


【関連季語・子季語】


草の餅  蓬餅

 


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