蕗の薹 【鑑 賞】宵の星かがやき地には蕗の薹 大正後期から昭和末期にかけての俳人・山口青邨(やまぐちせいそん)の作品。 天の星と地の蕗の薹との対比が鮮やかに感じられる句。 &nb […]
「春の季語」の記事一覧
シクラメン/しくらめん (春の季語)
シクラメン 【鑑 賞】シクラメンおぼろ哀しきしろさかな 大正初期から昭和中期にかけての小説家・俳人である久保田万太郎(くぼたまんたろう)の作品。 純白なシクラメンの花が目に浮かんでく句。 &n […]
花衣/はなごろも (春の季語)
花 衣 【鑑 賞】しどけなく帯ゆるみ来ぬ花衣 大正末から昭和中期にかけての俳人・高橋淡路女(たかはしあわじじょ)の作品。 「しどけなく」の語が、何ともいえない艶めかしさを生み出している句。 & […]