「春の季語」の記事一覧(2 / 9ページ目)

藤/ふじ (春の季語)

春の季語
藤の花房

藤   【鑑 賞】今日はまた西へ吹かれつ藤の花 明治時代の俳人・歌人である正岡子規(まさおかしき)の作品。 風にふかれて揺れる藤の花が目に浮かんでくる句。       以下、季語「 […]

花衣/はなごろも (春の季語)

春の季語
桜の花の中の赤い和傘

花 衣   【鑑 賞】しどけなく帯ゆるみ来ぬ花衣 大正末から昭和中期にかけての俳人・高橋淡路女(たかはしあわじじょ)の作品。 「しどけなく」の語が、何ともいえない艶めかしさを生み出している句。   & […]

日永/ひなが (春の季語)

春の季語
桜の白い花

日 永   【鑑 賞】うちとけて日永の膝をくづしけり 昭和時代の俳人・鈴木真砂女(すずきまさじょ)の作品。 春の長閑な日の雰囲気が強くが感じられる句。       以下、季語「日永 […]

遠足/えんそく (春の季語)

春の季語
遠足をしている二人の子供

遠 足   【鑑 賞】遠足果てし解散なほも走ることよ 昭和時代の俳人・中村草田男(なかむらくさたお)の作品。 子供たちの動きが目に浮かんでくる句。       以下、季語「遠足」の […]

春雨/はるさめ (春の季語)

春の季語
春の雨に濡れる桜の花

春 雨   【鑑 賞】春雨に大欠する美人哉 江戸時代後期の俳人・小林一茶(こばやしいっさ)の作品。 何ともいえない面白さが感じられる一茶らしい句。       以下、季語「春雨」の […]

雲雀/ひばり (春の季語)

春の季語
春の野原の雲雀

雲 雀   【鑑 賞】くもることわすれし空の雲雀かな 大正初期から昭和中期にかけての小説家・俳人である久保田万太郎(くぼたまんたろう)の作品。 清々しく晴れた青空が目に浮かんでくる句。     […]

春風/はるかぜ (春の季語)

春の季語
春風に舞う桜の花びら

春 風   【鑑 賞】春風や牛に引かれて善光寺 江戸時代後期の俳人・小林一茶(こばやしいっさ)の作品。 何とも長閑な春の光景が思い浮かんでくる句。       以下、季語「春風」の […]

囀り/さえずり (春の季語)

春の季語
新緑の中の鶯

囀 り   【鑑 賞】鶯も啼くぞ雲雀も囀るぞ 明治時代の俳人・歌人である正岡子規(まさおかしき)の作品。 鶯と雲雀の鳴き声が聞こえてくる春らしさに満ちている句。       以下、 […]

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