蜩/ひぐらし (秋の季語) 秋の季語 蜩 【鑑 賞】蜩や暗しと思ふ厨ごと 昭和中期から平成中期にかけての俳人・中村汀女(なかむらていじょ)の作品。 蜩が鳴いている夕方の情景がひしひしと伝わってくる句。 […] 続きを読む
渡り鳥/わたりどり(秋の季語) 秋の季語 渡り鳥 【鑑 賞】音のなき一空間や渡り鳥 昭和時代から平成初期にかけての俳人・加藤秋邨(かとうしゅうそん)の作品。 静寂な光景が目に浮かんでくる句。 以下、季語「渡 […] 続きを読む
桐一葉/きりひとは(秋の季語) 秋の季語 桐一葉 【鑑 賞】音すなり筧の口の桐一葉 江戸時代中期の俳人・加舎白雄(かやしらお)の作品。 筧(かけい)と桐の葉の組合せから秋の風情が強くが感じられる句。 以下、 […] 続きを読む
晩秋/ばんしゅう(秋の季語) 秋の季語 晩 秋 【鑑 賞】満月をあげて晩秋くれにけり 明治後期から昭和中期にかけての俳人・原石鼎(はらせきてい)の作品。 秋が終わる時期の月から感じられる寂しさに満ちた句。 […] 続きを読む
金木犀/きんもくせい(秋の季語) 秋の季語 金木犀 【鑑 賞】金木犀撮るに青空バックかな 昭和前期から平成後期にかけての俳人・松崎鉄之介(まつざきてつのすけ)の作品。 空の青と金木犀の橙色の鮮やかさが目に浮かんでくる句。 […] 続きを読む
天高し/てんたかし(秋の季語) 秋の季語 天高し 【鑑 賞】天高し野地蔵も杖身に添はす 昭和前期から平成後期にかけての俳人・村越化石(むらこしかせき)の作品。 お地蔵さんがいる、のどかな光景が目に浮かんでくる句。 &nb […] 続きを読む
柚子/ゆず(秋の季語) 秋の季語 柚 子 【鑑 賞】月さして青柚子は葉とわかれけり 昭和時代から平成初期にかけての俳人・加藤楸邨(かとうしゅうそん)の作品。 月の光が当たっている柚子の美しさが目に浮かんでくる句。 […] 続きを読む
運動会/うんどうかい(秋の季語) 秋の季語 運動会 【鑑 賞】運動会果つ万国旗地に落とし 大正時代から平成初期にかけての俳人・右城暮石(うしろぼせき)の作品。 運動会が終わった後の寂しさが感じられる句。 以下 […] 続きを読む
雁/かり(秋の季語) 秋の季語 雁 【鑑 賞】来る雁にはかなきことを聞夜哉 江戸時代中期の俳人・高井几董(たかいきとう)の作品。 雁の声が聞こえる静かな秋の夜の雰囲気に満ちた句。 以下、季語「雁」 […] 続きを読む
菊/きく(秋の季語) 秋の季語 菊 【鑑 賞】咲きさうにしながら菊のつぼみかな 明治時代の俳人・歌人である正岡子規(まさおかしき)の作品。 菊の花が咲くのを楽しみに待っている心持ちが感じられる句。 […] 続きを読む