「秋の季語」の記事一覧(2 / 8ページ目)

木槿/むくげ (秋の季語)

秋の季語
白い木槿の花

木 槿   【鑑 賞】藪入や皆見覚えの木槿垣 明治時代の俳人・歌人である正岡子規(まさおかしき)の作品。 籔入という古い習慣から、古風な印象を強く受ける句。       以下、季語 […]

秋/あき (秋の季語)

秋の季語
美しい色の紅葉

秋   【鑑 賞】御簾かけて秋は住みよきお寺かな 明治末期から昭和後期にかけての俳人・長谷川かな女(はせがわかなじょ)の作品。 夏の暑さから開放されて、ようやく秋になった喜びに満ちている句。   &n […]

桔梗/ききょう (秋の季語)

秋の季語
桔梗の花

桔 梗   【鑑 賞】桔梗や水を打つたる能稽古 昭和中期から平成中期にかけての俳人・森澄雄(もりすみお)の作品。 桔梗と能稽古の組合せから、日本的な秋の雰囲気が強く感じられる句。     & […]

無月/むげつ (秋の季語)

秋の季語
雲に隠れた名月

無 月   【鑑 賞】わがまへに梨も葡萄も無月かな 大正初期から昭和中期にかけての小説家・俳人である久保田万太郎(くぼたまんたろう)の作品。 梨と葡萄という収穫物から秋が強く感じられる句。   &nb […]

糸瓜/へちま (秋の季語)

秋の季語
糸瓜の実

糸 瓜   【鑑 賞】をととひの糸瓜の水も取らざりき 明治時代の俳人・歌人である正岡子規(まさおかしき)の作品。 「絶筆三句」のうちの一句。       以下、季語「糸瓜」の解説で […]

萩/はぎ (秋の季語)

秋の季語
紫色の萩の花

萩   【鑑 賞】すゞめ来て萩をゆするや秋祭 大正初期から昭和中期にかけての小説家・俳人である久保田万太郎(くぼたまんたろう)の作品。 秋そのものといった雰囲気が感じられる句。     &n […]

レモン/れもん (秋の季語)

秋の季語
二つのレモン

檸 檬   【鑑 賞】月光に遠く置かれしレモンかな 昭和前期から平成中期にかけての俳人・桂信子(かつらのぶこ)の作品。 月光とレモンの組合せに面白味が感じられる句。       以 […]

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