
煉 炭
【鑑 賞】 伏目して雪は煉炭置場にも
大正末から昭和後期にかけての俳人・三橋鷹女(みつはしたかじょ)の俳句作品。
冬の寒々しい光景が目に浮かんでくる句。
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以下、季語「煉炭」の解説です。
【表 記】
(漢字) 煉炭
(ひらがな) れんたん
(ローマ字) rentan
【季 節】
冬
【分 類】
人事
【意味・説明】
煉炭は、石炭やコークス、木炭などの粉末を練って固めた燃料の一種です。
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【俳句例】
※ 有名俳人の俳句を中心に集めました。
外套どこか煉炭にほひ風邪ならむ
(森澄雄)
濤高き夜の煉炭の七つの焔
(橋本多佳子)
一つ売れた煉炭あの子に母はなく
(菖蒲あや)
一つ煉炭渡船の膝をかこむなり
(角川源義)
星凍つ下煉炭とれぬ幾家族
(古沢太穂)
煉炭のある闇いつもざらざらす
(西東三鬼)
煉炭の最終の火や兄妹
(永田耕衣)
煉炭の十二黒洞つらぬけり
(西東三鬼)
煉炭の灰捨てあればすなはち路地
(菖蒲あや)
煉炭の火の絶壁を風のぼる
(斎藤空華)
煉炭の炎上ぐるに無頼寝す
(伊丹三樹彦)
煉炭を七つ束ねて花となす
(西東三鬼)
【関連季語・子季語】
練炭火鉢 豆炭
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