古民家と柿の木

三寒四温

 

【鑑 賞】 返信の来ずに三寒四温過ぐ

昭和前期から平成前期にかけての俳人・上田五千石(うえだごせんごく)の俳句作品。

なかなか届かない返事を待つ気持ちが伝わってくる句。

 

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以下、季語「三寒四温」の解説です。

 


【表 記】


(漢字) 三寒四温

(ひらがな) さんかんしおん

(ローマ字) sankanshion

 


季 節


 


【分 類】


時候

 


【意味・説明】


三寒四温(さんかんしおん)とは、冬の寒い時期に、寒い日が 3日ほど続いた後に 4日ほど暖かな日が続き、また寒くなるというように寒暖が繰り返されることをいいます

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【俳句例】


※ 有名俳人の俳句を中心に集めました。

一喜一憂してゐる三寒四温かな
(竹中しげる)

老いごころ揺れゐて三寒四温かな
(吉野義子)

贋作師三寒四温の壺作る
(西村我尼吾)

三寒四温赤ん坊泣いて肥るのみ
(岡部六弥太)

三寒四温声荒らぐることもなし
(安住敦)

三寒四温余生濫用をいましめて
(安住敦)

三寒四温にんげんのそばに鴉
(河村四響)

三寒四温のことに四温は父の眼よ
(野澤節子)

三寒四温ゆゑ人の世の面白し
(大橋越央子)

胎中の胎児三寒四温越ゆ
(清水基吉)

吊玉葱芽吹く三寒四温かな
(山田みづえ)

手をかへすごとく三寒四温かな
(八牧美喜子)

童子にも受験苦三寒四温かな
(草間時彦)

糠みそへ塩たす三寒四温かな
(鈴木真砂女)

母の機嫌の三寒四温おもしろき
(山田みづえ)

 


【関連季語・子季語】


三寒  四温

 


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