「冬の季語」の記事一覧(4 / 9ページ目)

餅/もち (冬の季語)

冬の季語
餅とり粉をまぶした搗きたての餅

餅   【鑑 賞】更けて焼く餅の匂や松の内 大正前期から昭和中期にかけての俳人・日野草城(ひのそうじょう)の作品。 静かな正月の夜の雰囲気に満ちた句。       以下、季語「餅」 […]

千鳥/ちどり (冬の季語)

冬の季語
一匹の千鳥

千 鳥   【鑑 賞】ありあけの月をこぼるゝ千鳥かな 明治中期から昭和中期にかけての俳人・飯田蛇笏(いいだだこつ)の作品。 月と千鳥の組合せに風情が感じられる句。       以下 […]

おでん/御田 (冬の季語)

冬の季語
鍋で煮たおでん

おでん   【鑑 賞】おでんやにすしやのあるじ酔ひ呆け 大正初期から昭和中期にかけての小説家・俳人である久保田万太郎(くぼたまんたろう)の作品。 寿司屋の主人がおでん屋で酔っているところに、何とも言えない面白味 […]

寒椿/かんつばき (冬の季語)

冬の季語
雪の中の赤い寒椿の花

寒 椿   【鑑 賞】 折り取つて日向に赤し寒椿 明治末から昭和前期にかけての俳人・渡辺水巴(わたなべすいは)の作品。 日射しの中の鮮やかな赤色が目に浮かぶ句。 「寒椿」と「日」が詠み込まれた俳句としては、富田 […]

雪/ゆき (冬の季語)

冬の季語
木の枝に降り積もる雪

雪   【鑑 賞】古池のをしに雪降る夕かな 明治時代の俳人・歌人である正岡子規(まさおかしき)の作品。 雪の中の古池に静かに浮かぶ「をし(=鴛鴦:おしどり)」の姿が目に浮かんでくる句。     […]

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