「冬の季語」の記事一覧(5 / 9ページ目)

鯛焼き/たいやき (冬の季語)

冬の季語
鯛焼き

鯛焼き   【鑑 賞】鯛焼の鰭よく焦げて目出度さよ 大正時代から昭和後期にかけての俳人・水原秋桜子(みずはらしゅうおうし)の作品。 ほどよく焦げた鯛焼きの香りが感じられそうな句。     & […]

寒月/かんげつ (冬の季語)

冬の季語
冬の夜空の月

寒 月   【鑑 賞】寒月や門なき寺の天高し 江戸時代中期の俳人・文人画家である与謝蕪村(よさぶそん)の作品。 月と寺の門の組合せに、何とも言えぬ風情が感じられる句。       […]

枯野/かれの (冬の季語)

冬の季語
枯野と青空

枯 野   【鑑 賞】旅に病んで夢は枯野をかけ廻る 江戸時代前期の俳人・松尾芭蕉(まつおばしょう)の作品。 芭蕉が生涯で最後に詠んだ句で、病床でも推敲を重ねたといわれています。。     & […]

蜜柑/みかん (冬の季語)

冬の季語
日射しを受ける蜜柑の実

蜜 柑   【鑑 賞】 をとめ今たべし蜜柑の香をまとひ 大正前期から昭和中期にかけての俳人・日野草城(ひのそうじょう)の作品。 艶やかな少女の姿が目に浮かんでくる句。 この句の趣向と似たものが感じられる俳句作品 […]

小春日/こはるび (冬の季語)

冬の季語
落ち葉に降り注ぐ日射し

小春日   【鑑 賞】小春日のしづかにしづかに暮れゆけり 大正時代半ばから平成初期にかけての俳人・山口青邨(やまぐちせいそん)の作品。 「しづかにしづかに」により、とても穏やかな雰囲気に満たされた句。 &nbs […]

小春/こはる (冬の季語)

冬の季語
燈明

小 春   【鑑 賞】句を愛し小春を愛し人愛し 昭和前期から令和初期にかけての俳人・星野立子(ほしのたつこ)の作品。 作者の穏やかな心境が感じられる句。       以下、季語「小 […]

水仙/すいせん (冬の季語)

冬の季語
白い水仙の花

水 仙   【鑑 賞】水仙のふつとよこむく莟かな 大正末から昭和中期にかけての俳人・高橋淡路女(たかはしあわじじょ)の作品。 擬人化された水仙の莟に可愛らしさが感じられる句。     &nb […]

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