「春の季語」の記事一覧(4 / 9ページ目)

朧/おぼろ (春の季語)

春の季語
おぼろげに霞んだ月

朧   【鑑 賞】引いてやる子の手のぬくき朧かな 大正時代から昭和末期にかけての俳人・中村汀女(なかむらていじょ)の作品。 陽気が良くなってきた頃の雰囲気が強く感じられる句。     &nb […]

麗か/うららか (春の季語)

春の季語
春の日の光を浴びる桜の花

麗 か   【鑑 賞】うらゝかや岡に上りつ野に下りつ 明治時代の俳人・歌人である正岡子規(まさおかしき)の作品。 穏やかな春の光景が目に浮かんでくる句。       以下、季語「麗 […]

暖か/あたたか (春の季語)

春の季語
明るい日射しの中の桃の花

暖 か   【鑑 賞】夜明けから雀が鳴いて暖かき 明治末期から昭和中期にかけての俳人・臼田亞浪(うすだあろう)の作品。 季節が変わった喜びがが感じられる句。       以下、季語 […]

凧/たこ (春の季語)

春の季語
役者の絵が描かれた大凧

凧   【鑑 賞】凧の尾を咥て引や鬼瓦 江戸時代後期の俳人・小林一茶(こばやしいっさ)の作品。 擬人化された凧に面白味が感じられる句。       以下、季語「凧」の解説です。 & […]

鶯/うぐいす (春の季語)

春の季語
木の枝で鳴く鶯

鶯   【鑑 賞】鴬がぎよつとするぞよ咳ばらひ 江戸時代後期の俳人・小林一茶(こばやしいっさ)の作品。 小動物を愛する一茶の優しさが強く感じられる句。       以下、季語「鶯」 […]

梅/うめ (春の季語)

春の季語
濃淡のピンク色の梅の花

梅   【鑑 賞】うめ一輪一りんほどのあたゝかさ 江戸時代前期の俳人・服部嵐雪(はっとりらんせつ)の作品。 梅の俳句といえば、誰もが思い浮かべるであろう有名な句。       以下 […]

桜/さくら (春の季語)

春の季語
美しく咲いた桜の花

桜   【鑑 賞】ちらちらと老木桜のふぶきかな 大正前期から平成初期にかけての俳人・阿波野青畝(あわのせいほ)の作品。 桜の花びらが多く舞っている春の光景が目に浮かんでくる句。     &n […]

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