「夏の季語」の記事一覧(4 / 7ページ目)

端午/たんご (夏の季語)

夏の季語
兜飾り

端 午   【鑑 賞】丈夫なる泣き声たてて初端午 大正前期から昭和後期にかけての俳人・阿部みどり女(あべみどりじょ)の作品。 子の健やかな成長を願う親の思いが感じられる句。     &nbs […]

土用/どよう (夏の季語)

夏の季語
うな重

土 用   【この一句】わぎもこのはだのつめたき土用かな 大正前期から昭和中期にかけての俳人・日野草城(ひのそうじょう)の作品。 「わぎもこ」によって、万葉の香りが感じられる句。     & […]

七月/しちがつ (夏の季語)

夏の季語
入道雲と青い空

七 月   【鑑 賞】七月や既にたのしき草の丈 大正前期から昭和中期にかけての俳人・日野草城(ひのそうじょう)の作品。 七月に特有の夏らしさが感じられる句。       以下、季語 […]

水無月/みなづき (夏の季語)

夏の季語
日照りの田

水無月   【鑑 賞】水無月と別るる線香花火かな 大正時代から昭和末期にかけての俳人・中村汀女(なかむらていじょ)の作品。 季節が本格的な夏へと移り変わってゆく雰囲気に満ちた句。     & […]

皐月/さつき (夏の季語)

夏の季語
紫陽花に囲まれたお寺

皐 月   【鑑 賞】晴れんとす皐月の端山塔一つ 明治時代の俳人・歌人である正岡子規(まさおかしき)の作品。 静かな春の情景が目に浮かんでくる句。       以下、季語「皐月」の […]

半夏生/はんげしょう (夏の季語)

夏の季語
半夏生の葉

 半夏生   【鑑 賞】棕梠よりも梧桐に風や半夏生 大正末から昭和後期にかけての俳人・三橋鷹女(みつはしたかじょ)の作品。 棕梠(しゅろ)でなく梧桐(ごとう、あおぎり)を選ぶ感性に作者らしさが感じられる句。 & […]

六月/ろくがつ (夏の季語)

夏の季語
色とりどりの紫陽花の花

六 月   【鑑 賞】六月を奇麗な風の吹くことよ 明治時代の俳人・歌人である正岡子規(まさおかしき)の作品。 爽やかな風が吹いている光景が目に浮かんでくる句。       以下、季 […]

五月/ごがつ (夏の季語)

夏の季語
青々と茂った葉の間から射し込む日の光

五 月   【鑑 賞】子の髪の風に流るる五月来ぬ 昭和時代の俳人・大野林火(おおのりんか)の作品。 爽やかな五月の風が感じれれるような句。       以下、季語「五月」の解説です […]

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