「夏の季語」の記事一覧(3 / 7ページ目)

父の日/ちちのひ (夏の季語)

夏の季語
白いバラの花

父の日   【鑑 賞】嘉定喰忘れて父の日も忘る 大正末期から平成初期にかけての俳人・百合山羽公(ゆりやまうこう)の作品。 嘉定喰という行事の古めかしさが魅力的に感じられる句。     &nb […]

風鈴/ふうりん (夏の季語)

夏の季語
風鈴

風 鈴   【鑑 賞】くろがねの秋の風鈴鳴りにけり 明治中期から昭和中期にかけての俳人・飯田蛇笏(いいだだこつ)の作品。 「風鈴」といわれて誰もが思い浮かべるであろう句。       […]

苺/いちご (夏の季語)

夏の季語
苺の実

苺   【鑑 賞】熟れそめし葉蔭の苺玉のごと 明治中期から昭和前期にかけての俳人・杉田久女(すぎたひさじょ)の作品。 まだ熟れきっていない苺の様子が目に浮かんでくる句。       […]

母の日/ははのひ (夏の季語)

夏の季語
カーネーションの花束

母の日   【鑑 賞】】母の日の母の齢を延べ得んや 昭和前期から平成中期にかけての俳人・清水基吉(しみずもとよし)作品。 母の長寿を願う子の気持ちが強く感じられる句。 [齢(よわい)は年、年齢のこと] &nbs […]

夕焼け/ゆうやけ、ゆやけ (夏の季語)

夏の季語
美しい夕焼の空

夕焼け   【鑑 賞】夕焼のあへなく消えし案山子かな 大正初期から昭和中期にかけての小説家・俳人である久保田万太郎(くぼたまんたろう)の作品。 夕焼けが沈んで案山子だけが残された田畑の光景が目に浮かんでくる句。 […]

浴衣/ゆかた (夏の季語)

夏の季語
子供用の浴衣と帯

浴 衣   【鑑 賞】浴衣着てひとり涼や真暗がり 大正時代から昭和末期にかけての俳人・中村汀女(なかむらていじょ)の作品。 夏の夜を楽しむ心持に強い共感を覚えることができる句。     &n […]

蝉/せみ (夏の季語)

夏の季語
木にとまっている蝉

蝉   【鑑 賞】花も月も見しらぬ蝉のかしましき 明治時代の俳人・歌人である正岡子規(まさおかしき)の作品。 夏そのものといった情景が詠まれている句。       以下、季語「蝉」 […]

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