父の日 【鑑 賞】嘉定喰忘れて父の日も忘る 大正末期から平成初期にかけての俳人・百合山羽公(ゆりやまうこう)の作品。 嘉定喰という行事の古めかしさが魅力的に感じられる句。 &nb […]
「夏の季語」の記事一覧(3 / 7ページ目)
夕立/ゆうだち、ゆだち (夏の季語)
夕 立 【鑑 賞】夕立もやみたる頃の迎へ傘 大正末から昭和中期にかけての俳人・高橋淡路女(たかはあしあわじじょ)の作品。 いつの間にか上がってしまう夕立の情景が目に浮かんでくる句。   […]
母の日/ははのひ (夏の季語)
母の日 【鑑 賞】】母の日の母の齢を延べ得んや 昭和前期から平成中期にかけての俳人・清水基吉(しみずもとよし)作品。 母の長寿を願う子の気持ちが強く感じられる句。 [齢(よわい)は年、年齢のこと] &nbs […]
夕焼け/ゆうやけ、ゆやけ (夏の季語)
夕焼け 【鑑 賞】夕焼のあへなく消えし案山子かな 大正初期から昭和中期にかけての小説家・俳人である久保田万太郎(くぼたまんたろう)の作品。 夕焼けが沈んで案山子だけが残された田畑の光景が目に浮かんでくる句。 […]